介護士の転職理由NO.1「人間関係」の悩みと対処法

悲しむ介護士

介護士のみなさんこんにちわ!介護士MツイッターYouTube)です。

介護士の仕事の悩みで最も多いのが「人間関係」の悩みと言われています。

下記私のツイッターのアンケートでも同様の結果になりました。

実際、介護関係の仕事を辞めた理由の第一位が「職場の人間関係に問題があったため」という統計があります。

(公益財団法人介護労働安定センター:平成29年度 介護労働実態調査結果について)
http://www.kaigo-center.or.jp/report/pdf/h29_chousa_kekka.pdf )

介護士の転職理由で1番多い「人間関係の悩み」ベスト3!

人間関係の悩みTOP3
  • 1位 正論ばかり言って周りを振り回す人がいる…。
  • 2位 介護士の中に派閥が出来ている…。
  • 3位 無視やイジメをする人…。

私も長くこの業界にいますが、仕事を辞めていく人の中に、人間関係で辞めていってしまった人を多く見てきました。そんな人達を助けてあげられなかった心残りもあります。

ここでは、そんな「モンスター介護士!」にどう対応すれば良いか考えてみたいと思います。

1位 正論ばかり言って周りを振り回す人がいる…。

介護は本当に忙しい仕事で、限られた時間の中、限られた職員数の中で業務をこなしています。

「もっと〇〇するべき!」そんな風に周りを振り回す介護士っていませんか?

厄介なのは、その言葉の前に『利用者のために、もっと〇〇するべき!』のように、「利用者の事を考えている」アピールをすること。

言っていることは分かるけど、「時間がない」、「人がいない」とか言い訳をしようものなら、2倍、3倍も言い返された経験をしたことはないでしょうか。そういう人に限って、確かに仕事が出来る人が多いんですよね。言っていることは間違っていないからこそ、本当に厄介。そんな人が介護士の中にいます。

対処法

これは「べき論」と言い、「こうあるべき」という思考からくるものです。

残念ながら人の能力は様々で、なんでもテキパキと出来る人もいれば、ゆっくり丁寧に仕事をする人もいます。どちらが良いとは言えない部分があるのに、「べき論」で話しをする人は、自分の価値観を押し付けてくる事が多くあります。そんな人がいると、段々とみんなが議論することも面倒くさくなり、「嵐が過ぎ去るのを待つ」ように黙ってしまいます。

「介護はチームプレイ」で、どんなに優秀な人が一人いるよりも、普通の能力の人が複数いた方が絶対によい介護が出来ると思います。周りを振り回す職員が残すのは、人間関係の悪化だけではないでしょうか。そのような介護士は、自分が能力や価値観の中心で、周りを受け入れられていないんです。

こういう場合、職場の管理者がキチンと話しをする必要がありますし、場合によっては辞めてもらう選択を取ることも必要かもしれません。

話しは違うのですが、大きな病院で凄く厳しく患者を怒鳴りつけるような医師が、開業した途端に態度がコロッと変わって優しくなった。という事例を聞いたことがあります。

何が言いたいかと言えば、「立場が人を変える」ということです。

病院という後ろ盾で給料を貰っていた医師が、開業して自分の力で食べていかなくてはいけなくなると、「丁寧に対応しないと患者さんが来なくなる」という事に気付くということです。

「べき論」思考の人も、「周りと上手くやらないと自分が困る」経験をすると、相手に対する態度も変わってくるのかもしれません。本当に利用者の事を考えるなら、自分一人だけではなく周りと上手くやらないと、利用者の為にならないと気付いてもらうしかないですね。

意外とこのような人は、仲良くなると凄く丁寧に教えてくれたり、相談に乗ったりしてくれたりもするので、ケースバイケースで対処していくしかありません。

2位 介護士の中に派閥が出来ている…。

介護士の中には、昔やんちゃだった人なんかもいます。

私も、20数年前に初めて勤めた施設で見るからに「元ヤン」みたいな人が働いておりビックリしたのが介護業界との最初の関わりです。その時は、「こんな社会人がいるんだ…」なんて思った記憶がありますが、「人間って慣れるんですよね」。介護士をする人は、心の優しい人が多くいて、仲良くなると本当に面倒見が良かったりする人も大勢います。

職員同士が仲良く仕事をする事は悪いことではないのですが、「派閥」や「仲良しクラブ」みたいに、そこにいない人の文句を言ったり、仕事とプライベートがごちゃ混ぜのような人達がいます。

そんな雰囲気に馴染めずに辞めていく人がいるのも介護業界の人間関係での悩みです。

対処法

「3人集まれば派閥が生まれる」なんて言葉がありますが、もっと大勢で働く介護士の場合も派閥が出来てしまうことがあります。やっかいなのは、「そこにいない人の文句」を方々で言いあっていたりすること。

そんな時に一番良いのは、「出来る限り関わらないこと」ではないでしょうか。

場合によって、否定することは難しいかもしれませんが、決して肯定しないようにすることを心掛けるだけでも良いのではないでしょうか。

3位 無視やイジメをする人…。

介護はチームで行うものです。たまにいるのが、「情報を出さない人」それもあまり仲の良くない人にだけ故意にそういうことをして無視したりする人がいます。

後は、「〇〇さんと夜勤を組むのは嫌です!」なんて平気で言ったりする人もいませんか?

対処法

例えば故意に情報を出さない人なんかは、「それが原因で利用者に事故やケガがあったらどうする」という危機意識が足りない人だと思います。人間は、誰だって好き嫌いがあるのが当たり前です。

仕事をするのに相手が好きでも嫌いでも関係ありませんよね。

また、プライベートで必ずしも仲良くある必要はありませんが、仕事の上では仲が良いとか好き嫌いは関係ありません。

そんな時に、自分も同じように「喋らない」「報告しない」ようなことは絶対にするべきではありません。そんな人にこそ、あえて積極的にちゃんと報告をして、「仕事ってこういう風にするもんです!」って見せつけてあげるべきだと思います。

介護現場で人間関係に問題が起こりやすい理由とは

介護士人間関係の悩み

介護士の仕事は、本当に忙しい仕事です!時間内に業務をこなさなくてはいけなかったり、少ない人数で業務をさせられたり。人間ですから、忙しいとどうしてもイライラしますよね。そんな「心の余裕の無さ」が人間関係を悪くする一番の原因だと思います。

忙しい割には、給料も上がらず益々イライラが増えていく悪循環。介護報酬が上がって職員を多く採用出来たり、待遇が良くなって「心のゆとり」が持てたりすれば、利用者にとってももっとよい介護に繋がるのですけどね。

なんで、介護現場で人間関係に問題が起こりやすいのか考えてみます。

毎日同じ職員と顔を合わせる閉鎖的な職場

毎日「接する利用者も同じ」、「働く職員も同じ」、たまに家族や他の施設の人が来るだけでずっと同じ人と顔を合わせている施設。古くからいる職員同士は、ツーカーの仲だけど、新しく来た人はなかなかその「輪の中」に受け入れて貰えない施設。

実は以前、そんな施設を管理したことがあります。そこでは、「15年間同じフロアから一回も異動していない」そんな職員がいました。

閉鎖的な職場にいると、自分達のルールが絶対になってしまいがちです。いわゆる「ブラック企業」って、そういう環境から生まれてくるのだろうと思います。

女性が多い職場

介護業界で働く79.2%が女性と言うデータがあります。決して女性を差別する訳ではありませんが、女性が大勢集まると「派閥」が出来たり、「お局様」と言われる人がいたりします。

ネチネチと小言を言われたり、自分の気分で怒ったり笑ったり…そんな風に職場の雰囲気を悪くする人って介護士に限らないかもですが、どこにでもいますよね。

(公益財団法人介護労働安定センター:平成29年度 介護労働実態調査結果について
http://www.kaigo-center.or.jp/report/pdf/h29_roudou_genjyou.pdf )

年代や経験がバラバラ

介護士は、若い人から高年齢の方まで働ける仕事です。逆に言えば、幅広い年代の人が支えないと今の高齢化社会を支えられない状況になっています。

親子ほど年齢の離れた職員同士、(下手したら孫みたいな年代の人も…)が協力しながら働かなくてはいけないことも多くあります。お互いの価値観の違いを理解しあえて働ければよいのですが、なかなか難しいですよね。

若い人はテキパキ動けるけど、高年齢の人から見たら「雑」

高年齢の人は丁寧だけど、「遅い」

もう少し、お互いのことを理解しあって協力できると良いのですが。

能力が様々

「それこの前教えたよね!?」…こんな言葉を聞く事、ありませんか?

大きな施設だと、何十人もの入所者の情報を覚えなくてはいけないこともたくさんあります。

能力の差って、ほんと人それぞれで、一回聞いて覚えられる人がいれば、十回聞いても覚えられない人もいます。

「自分達が考える能力の基準」を満たしてない人に、厳しくあたる場面を何度も見てきました。

私も何回も言われたことがあります…「なんでこんな人採用するんですか!!」って。

言い訳をさせてもらうと、残念ながら面接だけでは能力が分からないんです…。

様々な職種が一緒に働く難しさ

看護師と介護士、不仲な施設も多くあります。

看護師は、「私たちは介護も出来るけど、あなた達に看護は出来ない!」というプライドや意識が根強く残っているからだと思います。病院では、確かにそのような場面もあるのかもしれませんが、介護施設は「生活を支援する場」であったりもします。お互いの役割や持ち場を尊重し一緒に働ければ良いのですが、なかなか難しいですよね。

特に、介護施設で働く看護師って高齢の方も多くいるので根強くそんな意識があるのかもしれません。

介護士の転職理由に多い人間関係の悩みはさっさと職場を変えるのもありです!

「介護士の職場での人間関係」について見てきました。

人間関係は、自分の性格などによっても「合う職場」「合わない職場」があるのかも知れません。

無理をしすぎて、心が病んでしまう人も何人も見てきました。

そんな時には、「無理をしない!」ことが一番大事だと思います。もちろん仕事は大事ですが、一番大事なのは自分自身です。仮に辞めると言う選択をするにしても、自分を責める必要はないと思います。

幸い、介護士は引く手あまたで、別の職場で活躍することも出来やすい環境です。次の職場で気持ちを切り替えて頑張ることも、長い人生では大事な事ではないでしょうか。

私は、介護現場で一番大事なのは、誤解を恐れずに言えば「利用者より職員」だと思っています。職員が気持ちよく働ける環境でこそ、利用者の方にもよい介護が提供できると信じています!

人間関係が悪すぎる場合、それは個人の問題ではなく施設側の問題かもしれません。

介護士は引く手あまたですし、職場を変えれば一瞬で解決することもありますから転職をおすすめします^^

私は自分を壊すまで我慢する必要はないと思いますよ。

介護士と利用者 介護士のおすすめ転職方法ベスト3!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です