【現場より】未経験から介護士への転職を考える人に伝えたいこと

いろいろな職業

みなさまこんにちわ!介護士MツイッターYouTube)です!

私は長い間、介護業界で働いてきて、ここ最近は「介護を取り巻く環境が変わってきている」と感じています。

超高齢化社会をむかえて介護の需要は高まるばかりです。

昔はデイサービスで迎えに行くと、利用者の家族に「近所の人に介護施設に行っているのがバレるから、車を遠くに止めて下さい!」と平気で言われましたが、今はそんなことを言う人は殆どいません。

それだけ、介護サービスを利用することが一般化しています。でも、それと反比例して介護士の人手不足が著しくなっています!

これからの超高齢化社会は、社会全体で高齢者を支えないといけません。是非、多くの皆さんに「介護士の魅力」が伝わると嬉しく思います!

ちなみに、私がツイッターでアンケートをとってみた結果がこちら↓

「よく考えた上でなら..」「おすすめ…」といったポジティブな意見が多かったです^^

介護士の魅力とは?

介護士と利用者

みなさんが「介護士」と聞いて思い浮かべることはどんなことでしょうか。

「給料が安い仕事?」、「キツイ仕事?」など、ネガティブな印象を持たれているでしょうか?「やりがいがある!」、「社会的に必要な素晴らしい仕事!」と、ポジティブな印象を持っているでしょうか?

介護士のやりがいとは!

介護職員として働く人は、2016年10月現在で「183.3万人」に上ります!(内閣府:平成30年版高齢社会白書(全体版)

これだけ多くの方が介護職員として頑張っているということは、魅力のある仕事だからなのだと思います。

様々な魅力ややりがいがありますが、いくつか例を挙げると『人の役に立てる、感謝される仕事』である点や『資格を活かせる、キャリアアップが可能』などがあります。

今までの経験から、介護士を辞めて別の仕事についても、やっぱり介護士に戻る人を何人も見てきました。それだけ、やりがいのある仕事と言えます!

介護士の辛いところは?

一方で、大変なこと辛いこともたくさんある仕事です。

例えば、働き方によっては「勤務が不規則になってしまうこと」や、「人の死に立ち会わなくてはいけない場合があること」、「人間関係の難しさ」、「認知症の方などの対応の難しさ」などです。

私は介護に従事したことがない人が就職を希望する場合は、「辛いこと、大変なこともたくさんあります」と出来る限り正直に伝えてきました。

「納得して働いてもらいたい」、という事と嘘をついても事業所も求職者も嫌な思いをするだけ、という経験からです。

介護士に向く人、向かない人は?

介護の仕事は、「人間が人間に対してケアを行うこと」が基本です。

「介護士に向く人」は、人が好きなことが一番ではないでしょうか。介護が必要な高齢者の方とのコミュニケーションや、人のために奉仕する気持ちを持てない人は続けることが難しいかもしれません。

また、介護は一人だけで行う訳ではなく、チームで高齢者を支えることが基本です。周りの職員との協調性を持って働けることも重要なポイントになります。

では、「介護に向かない人」はどんな人でしょうか?

まずは、人と接する業務が苦手な人でしょう。介護は利用者・職員とのコミュニケーションが基本です。

短気な人もあまり向かないかもしれません。

介護は“お世話をする”ことも大事ですが、“その方に合ったペースで出来ることをやってもらう”ことも大事になります。

高齢者は色々な行動に時間がかかってしまうこともありますし、認知症の方などは“何回も同じ事を聞く”こともあるので、我慢強く根気強い対応が必要になります。

介護士が働く活躍場所は?

デイケア

「介護士になる!」と言っても働く場所によって、「働き方」や「業務内容」が大きく変わります。介護士として働く場合に、どのような場所で働くことになるのか、簡単にご案内します。

まずは、「自分が介護士として、どのような場所で働きたいか」イメージを持つところから始めてみませんか?

施設サービスで働く

24時間高齢者の方が入所しているサービスが「施設サービス」です。特別養護老人ホームや介護老人保健施設がこれにあたり、職員が交代で勤務して高齢者の介護をします。介護度の高い(重い)方が多いのが施設サービスの特徴です。

在宅サービスで働く

自宅で生活する高齢者が利用するのが「在宅サービス」です。訪問介護(ホームヘルパー)のように家へ訪問をしたり、デイサービスのように施設に通って介護受けたりする様々なサービスがあります。自宅で生活できる高齢者が利用対象のため、施設サービスより介護度が低い方が多いことが特徴です。

介護士の働き方や給料・待遇ってどうなの?

年収

介護士として働くには、どのような働き方が可能でしょうか。最近では、ワークライフバランスという言葉で言われるように、介護業界でも多様な働き方が可能です。介護業界は特にここ数年、本当に人手不足が著しくなっています。逆に言えば、仕事を探す人には「好きな働き方を選びやすい!」とも言えるかもしれません。

雇用形態

経験や資格がなくても「正社員」での採用を行う事業所はたくさんあります。経験や資格がなくても、やる気があれば正社員として採用して貰えるのが介護業界の特徴と言えそうです。

また、「パート職員」でも短い時間の求人(ホームヘルパーなど)では、「週一回1日1時間でも可能!」とか、「夜勤専従(夜勤のみを専門にする業務)」など多様な働き方が選択できます。その時のライフステージの変化に合わせて、働き方を変えることが出来ることも魅力の一つです。

給料や待遇

介護士の給料は報道などで盛んに「低い」と言われています。確かに良いとは言えないかもしれませんが、「極端に悪い」とまでは言えないような気がしています。

あるデータでは、介護職員の給与の平均は「所定内賃金は211,464円/月額、賞与547,957円/年間」と言われています。あくまで平均のデータでしかありませんが、これより低い待遇の仕事だってたくさんあるのではないかと思います。

介護業界の大きな特徴として、「小さな法人がたくさんある」と言うことが言えます。介護業界の市場規模は約10兆円と言われますが、業界最大手の会社で市場占有率は1.5%程度しかありません。

それだけ小さな法人がたくさんあることで、どうしても待遇改善が進みにくいのかもしれません。実際、色々な求人を見ていくとわかるのですが休みの日数ひとつ取っても、施設によってかなりバラつきがあることが分かります。

全ての求人が待遇や給料水準が悪い求人という訳ではなく、中にはとても待遇の良い求人もある、ということは付け加えておきます。

国の方でも処遇改善加算と言われる制度で「介護職員の待遇改善を保険の点数に盛り込むコントロール」を行うことで給与アップに繋がる取り組みをしていますので、今後は徐々に良くなる見込みが大きいと思います。

介護士の給料 介護士の年収・給料を事務所管理者が暴露!

介護士の将来性はどうですか?

あがるグラフ

介護士は、資格や経験を活かして長く働ける仕事です。今後、さらに高齢者の数が増加していくことは統計的にも明らかです。高齢者が増えれば、間違いなく介護を必要とする方が増えてそれを支える人材が必要です。介護士の将来性はどうなのでしょうか?

外国人労働者の受け入れなどについて

介護業界では、外国人労働者の受け入れやAIの導入などが取り沙汰されています。外国人労働者の受け入れを否定するつもりはありませんが、安い労働力として外国人労働者を考えている人がいるとしたら、“甘いのではないか”と思います。

直近では、外国人労働者も給与面から日本を選択しない場合がある、という話しを聞きます。外国人労働者を継続したマンパワーとして期待することは難しいのではないでしょうか。

AIやロボットの導入については、「人が人にする介護」の全てを機械化することは絶対に出来ません。

一部の業務にテクノロジーを導入していくことは間違いなく広がると思いますが、介護士としての仕事が全てAIやロボットに置き換えられることは無いと思います。

資格を取ってスキルアップが可能

介護士の資格は、比較的短時間で取れる「介護職員初任者研修(以前のホームヘルパー2級)」から始まり、「介護職員実務者研修」、国家資格である「介護福祉士」、介護福祉士の実務経験で受験可能な「介護支援専門員(ケアマネジャー)」など、段階的にスキルアップをしていくことが可能な仕事です。

資格取得のための補助や手当を貰える職場も増えていますし、取得後は資格手当を貰える職場もあります。資格は職場を移っても有効ですから、そのような職場を探してみるのもよいかもしれません。

介護は長く働ける仕事

介護士は、長く働ける仕事です。フルタイムで夜勤をこなす仕事はもちろん給与面でも優遇されていますが、子育てで夜勤が出来なくなれば日勤帯の仕事に、歳を重ねて短時間で働きたくなればパート勤務に、と働く人の希望に合わせた求人もたくさんあります。

最近では、“定年を廃止する”介護事業所も増えているそうですし、元気な高齢者を活用する事業についても進んでいます。(参考:元気高齢者の介護助手事業について

給料は上がっていく?

私は介護士の給料は、大きく2つの理由から徐々に上がっていくと思っています。

1つは「需要と供給のバランスで上げざるを得なくなってくる」点です。特にここ数年、本当に人手不足が顕著です。事業所も生き残りを掛けて“良い職員”を採用するために必死で、人件費に掛ける費用は上げざるを得ない状況になっていると思っています。

もう1つは、「国もようやく介護職不足の危機感に、行動が伴ってきた」点です。具体的には、「勤続10年以上に介護福祉士に月8万円の増額」というニュースにもあるように、キャリアの長い職員に対して強制的に給与の増額を図る施策を強化しています。勤続年数の長い人だけではなく、全ての職員が多少なりとも恩恵を受けられるように変わってくると思います。

まとめ

未経験から介護士への転職を考える方に、介護業界の魅力や実情をお伝えしました。

出来る限り一般化して書いたつもりですが、少しわかりにくい言葉や内容があったかもしれません。

介護の仕事はとても魅力的でやりがいのある仕事だと思います。今は売り手市場ですから、色々な求人を探すことが可能だと思います。この記事を参考にして、納得のいく仕事探しをしてみてください!

最後に、一つだけアドバイスをさせてください!

同じ介護の仕事でも、施設や事業所によりやっていることは様々です、是非見学をして自分の目で、働いている職員や利用している高齢者を見てみて納得の出来る職場を探してください、お願いします!

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