看護師から介護士への転職メリット・デメリット

看護師から介護士への転職

みなさまこんにちわ!介護士MツイッターYouTube)です!

たまに「看護師」から介護士へ転職する人を見かけます。

「看護師は介護士ができる「業務」を全てやることができるけど、介護士は看護師の全ての「業務」をできる訳ではない」とよく言われます。

(やるかどうかは別です、「やることができる」だけです)

看護の業務は、「業務独占」と言われ、医師や看護師・准看護師以外の人が行うことはできませんが、介護士は業務独占ではありませんので、介護士じゃなければできない業務は「理論上」ありません。

それでは、看護師から介護士へ転職するメリットやデメリットってあるのでしょうか?

ちなみにツイッターで看護師から介護士への転職についてアンケートをとってみたところ、「本人が良ければそれでよいと思う」と答えた人が1番多かった半面、「やめておいた方がいい」という人も一定数いらっしゃいました。

看護師から介護士へ転職する場合のメリット

介護士

看護師から介護士への転職は、今までの経験を生かして働く事ができるメリットがあります。他にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

お互いの職種の気持ちが分かる

看護師から介護士へ転職する大きなメリットは、「お互いの職種の気持ちが分かること」です。私は長く介護業界に従事していますが、看護師と介護士の仲が良くない施設をたくさん見てきました。

残念ながら看護師は、介護を「下に見ている」部分があると思います。特に年配の看護師の方にその傾向が顕著な気がしています。

高齢者を支える仕事は決して看護師だけではできませんし、介護士だけでもできません。看護師から介護士へ転職する人が増えれば、そのような境界は少なくなっていくのかもしれません。

精神的な重圧が看護師よりも低い

看護師の仕事が合わずに辞めていく人が一定数いる、と聞いたことがあります。多くの場合、高校を卒業して、進学する段階で看護師を志します。資格を取得して看護師に就いてから、「やっぱり自分には向かない」そう思う人がいてもおかしくありません。

特に看護師は、人の生死に立ち会うことが多い仕事です。介護士も全くそのような場面が無い訳ではありませんが、医療職である看護師よりは頻度が低いものです。「精神的な重圧は、看護師より介護士の方が少ない」のかもしれません。

また、介護老人保健施設の方から聞いたことがある話しで、「病院の夜勤より老健の夜勤の負担の方が大きい」という看護師が多いそうです。

理由は、周りの職員は介護士で医師も夜間は居ないので、「医療的判断が少ない看護師に集中するから」だそうです。医療職である看護師の重圧は、計り知れないものがあるようです。

また看護師に戻ることができる

一度取得した看護師資格は一生涯有効です。戻ろうと思えば、いつでも看護師として戻れることも大きなメリットと言えます。

看護師から介護士へ転職する場合のデメリット

悩む看護師

看護師から介護士へ転職する場合でも、メリットだけではありません。デメリットとして、どのようなことが考えられるでしょうか。

給与のベースが低い

デメリットの大きな点の一つに「給与のベースが低い」ことが挙げられます。医療機関の給与ベースは間違いなく介護施設より高いと言えます。また、介護施設の中でも看護師は、介護士よりも給料のベースが高いため、転職した場合に給与が下がることは覚悟する必要があります。

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介護士と看護師の専門性のギャップがある

看護師になるには、必ず看護学校を卒業し、基礎を学んだうえで資格を取得します。でも、介護士の場合は皆が学校で体系的に学んでいる訳ではありません。介護施設で働く看護師の中には、そのように「基礎を持っていない介護士と働く事に違和感がある」と公言する声を聞いたことがあります。

私は、「役割が違うので仕方がないのではないか」と思っていますが…。

専門性が高く、ブランクが開くと戻りにくい

他には、将来的に看護師に戻ろうと思った場合「ブランクが開くと戻りにくい」こともあるでしょう。看護の世界も日進月歩で技術や知識が進歩しています。ブランクが開くと看護師に戻ることのハードルが上がるかもしれません。

後は、看護師は看護業界に代表されるように、職種での横の繋がりが強い資格です。看護師を辞めてしまうことを、みんなが歓迎してくれる…とは思えないのが本音です。

看護師から介護士への転職で多い理由

介護士

実際に看護師から介護士へ転職する方は、どのような理由から転職を決意するのでしょうか。公式なデータや統計はありませんので、今までの経験や聞いたことがある話しからご紹介します。

介護士の魅力に惹かれる

介護士の役割が自分にあう」と思った方が転職をする場合が多いと思います。

看護師は医療的側面から患者を支えますし、介護士は生活全般の支援をする仕事です。高齢者や弱者を支えると言う点では、共通する部分がありますが役割の違いから看護師を辞めて介護士になる方がいます。

病院などでは、患者との深い繋がりや長い時間患者と向き合う時間が取りにくいのが本音だと思います。(全てがそういう訳ではありませんが)

介護施設では、高齢者の方の生活全般を長い期間に渡って支えてきます。そのような役割に魅力を持ち転職する場合があります。

看護業界の人間関係が嫌になり転職を決める

それほど多くの声を聞いたことがある訳ではありませんが、「看護師の人間関係」で転職を決めたという声を聞いたことがあります。

ご存知のように、看護師は女性が中心の職種です。男性社会とは違った「人間関係の難しさ」があることは何となく想像できますよね。

周りについていけずに転職を決意する

ネガティブな理由ですが、「周りについていけなくて辞める」という事も実際にあります。看護師は、患者の生命を左右する場面にも立ち会う仕事です。

日々、自己研鑽や自己学習の機会が多く求められます。また介護士と比較しても、研修や勉強する機会が多く用意されています。そんな環境や役割に付いていけない、という人がいてもおかしくはありません。

看護師経験があると介護現場で生かせるのか?

介護支援専門員(ケアマネジャー)の合格者のうち看護師・准看護師が占める割合は24.0%になっています。ケアマネは直接の介護業務ではありませんが、介護業界を支える役割として看護師が力になっている部分は大きいと思います。

当然、介護の現場でも看護師としての経験は間違いなく生かすことができます!

その専門性を介護現場にも役立てることができれば、よりよいケアの充実に繋がるのではないでしょうか。

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