介護士から公務員へ転職する方法

介護相談員

みなさまこんにちわ!介護士MツイッターYouTube)です!

安定した就職先として、真っ先に思い浮かべる仕事と言えば「公務員」ではないでしょうか。

私のツイッターのアンケート結果がこちら↓

2018年の介護事業所の倒産件数は全国で100件を超えており、ここ数年ずっと同じようなペースが続いています。

たしかに都市部や激戦区では事業所の閉鎖や統合、合併や集約(2つの事業所を1つにする等)していると言う話しを聞きます。倒産ではなく、閉鎖した事業所を含めれば、もっとたくさんの事業所が無くなっているのかもしれません。

公務員であれば、「働いている場所がいきなりなくなる」と言うことはありませんので、安定した職場を希望する場合、公務員へ転職するという選択もあるかもしれません。

介護士から公務員への転職について考えてみます!

参考①:東京商工リサーチ 2018年「老人福祉・介護事業」倒産状況、倒産件数が106件、7年ぶりに前年を下回るも高止まり

介護士がなれる公務員の職種

公務員を目指すには「国家公務員試験」もしくは「地方公務員試験」に合格しなくてはいけません。

「介護士だからなれる」や「介護士だからなれない」という事はありませんが、「今までの経験を活かせる仕事に就きたい!」「介護士の経験を活かして公務員になる!」という視点で見てきます。

【職種】 【内容】
介護福祉士 公立の施設や病院で介護福祉士として働きます
ソーシャルワーカー

福祉行政職

自治体の福祉事務所、生活保護や福祉・高齢者を担当する課、公立病院での相談員として働きます
看護補助者 公立病院での看護補助者として働きます
その他の職種 公務員の仕事は新卒に限ったものではありません

公務員の介護福祉士を目指す

あまり知られていませんが、公務員の「介護福祉士」を募集する地方自治体もあります。

仕事内容は、公立の介護事業所や公立病院での介護業務になりますので、介護士から公務員を目指す方には最も経験や能力が活かせる仕事と言えます。

自治体により受験資格は異なり、受験資格も様々ですが年齢が高かったり、学歴問わず応募できる求人もあります。初任給については、民間の介護施設と大きくは変わらない印象ですが、昇給や手当、退職金など優遇されている面もあります。

(例えばこのような求人があります。※終了している求人もあります)

参考:東京都小笠原村 介護福祉士募集(平成31年1月24日締切)

参考:愛知県常滑市 (平成31年4月採用) 平成30年度常滑市病院事業職員採用候補者試験実施要項<介護福祉士>

ソーシャルワーカー・福祉行政職を目指す

公務員のソーシャルワーカーや福祉行政職の勤務先としては、自治体の福祉事務所、福祉を担当する課、公立病院での相談員として勤務するという方法があります。

介護士として働く方で、専門学校や大学で介護・福祉を学んで来た方の中には「社会福祉士」や「社会福祉主事任用資格」を持っている方もいると思います。そのような資格を活かせるのが、ソーシャルワーカーや福祉行政職の仕事です。

各自治体により募集人員や内容は異なりますが、介護と同様に「弱者のために働く仕事」という点では共通点があります。

(例えばこのような求人があります。※終了している求人もあります)

参考:滋賀県 平成30年度医療ソーシャルワーカー採用選考受験案内(平成31年4月採用予定)

参考:千葉県八街市 平成30年度八街市職員採用試験(社会福祉主事)のお知らせ

看護補助者

介護士としての経験を活かす公務員求人として、公立病院での看護補助者という選択があります。看護補助者と介護士は共通した業務の内容も多く、介護士としての経験や知識を活かせる仕事です。ただし、正規職員での求人はほとんど見られないのが現状です。

(例えばこのような求人があります。※終了している求人もあります)

参考:宮崎県立宮崎病院 看護補助員(ナースエイド:夜勤専従フルタイム)募集

参考:福井県立病院 看護補助者(アルバイト職員)募集のお知らせ

その他の職種

介護士としての経験を抜きにして、職種もリセットして考えるのであれば、公務員として転職することは普通に転職を探すことの「候補先の一つ」と言えるかもしれません。

公務員の求人は、何も新卒に限るものではありません。介護士として働き始めて、「何か違う…」そんな風に思ったのであれば、方向転換して公務員を目指すことも可能と言えます。

介護士から公務員への受験資格

公務員試験には、「経験者枠」と「一般枠」があります。

「経験者枠」は専門性の高い資格が必要であったり、管理職経験者を募集するものであったりします。その他の「一般枠」については、職種により学歴や年齢制限、資格要件がありますが、それらを満たせば応募が可能です。

ただし、介護福祉士などの求人では比較的高年齢の場合でも受験資格がある場合が多く見られ、一般枠求人に該当する場合が多いようです。

介護士から公務員への転職は非常に狭き門!

介護士の勉強

公務員介護福祉士になることを考えると、非常に狭き門だと言えます。

なぜ狭き門となっているのでしょうか。

公務員の介護職の求人が少ない理由

何故、公務員の介護職の求人は少ないのでしょうか?色々な理由があるとは思いますが、いくつか例を挙げてみます。

公立の事業所が少ない

平成29年度の介護労働実態調査(公益財団法人介護労働安定センター)を見ると、地方自治体が運営する介護事業所は0.9%と限られた数しかなく、残りの99%以上は民間の施設となっていますので、公務員の介護福祉士は非常に狭き門と言えます。

公務員は人気があり、倍率が高い

「需要と供給」で考えれば、「公務員介護福祉士は人気がある→事業所は少なく募集が少ない→倍率があがる」と言えます。公務員は安定していると言うイメージは強くあり、地方になればなるほど公務員は民間企業と比較すると待遇が良いと言われます。

介護士から公務員になるメリット

民間の企業に比べて公務員のメリットにはどのような面があるのでしょうか。具体的にいくつか考えてみます。

収入が良い

特に地方では、民間企業の給与水準が都会と違って低い傾向があります。なので、収入や待遇が良い公務員を目指す人が多いと言われます。

安定している

公務員は景気の影響を受けづらく、安定しています。地方自治体が破綻しないとは言えませんが、民間企業と比較すれば間違いなく安定していると言えます。

介護士から公務員になるデメリット

公務員はメリットだけでしょうか?必ずしもそんなことはありません。

他の職種に異動することが難しい

介護福祉士で採用されたとすれば、介護福祉士での業務を続けるのが原則です。民間企業であれば介護福祉士から、ワーカーになる場合もありますが公務員の場合は、採用された職種を続けることが原則になり他の職種への異動は制限されます。

受験資格に年齢制限がある場合がある

一般の介護士の求人では、あまり年齢制限を設けたものはありませんが公務員での募集は厳格です。その枠の中に年齢が入っていなければ、受験資格も得られない可能性があります。

また、民間施設はどこも人材不足なので定年後もパートや非常勤で残る事など柔軟な対応が可能ですが、公務員ではそのような柔軟な対応は難しくなります。

柔軟な働き方が難しい場合がある

民間施設では、フルタイムの正社員が子育て等を境にパート勤務に変わり、また働けるようになってフルタイムに、という柔軟な対応が可能ですが公務員の場合は柔軟な対応が難しい場合があります。

民営化される可能性がある

郵政民営化に代表されるように、民間で出来る事は民間に・・・。介護施設でも、公立施設が民営化される例があります。公立施設は赤字事業の場合も多いことから、民営化されている例もあります。公立施設は赤字で、民営化されたら黒字になる…不思議ですね。例えば以前、北海道虻田郡留寿都村で特別養護老人ホームが民営化された事例があります。

まとめ

ここまで、介護士から公務員へ転職する方法として、「どんな職種があるか」や「メリット・デメリット」等を見てきました。公務員であっても、民間企業であっても「高齢者を支える介護士」の仕事の中身は大きく変わりません。

公務員にも劣らない待遇の求人もない訳ではありませんので、色々な求人を見比べてみることも転職を考える時のポイントです!

介護士と利用者 介護士のおすすめ転職方法ベスト3!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です